中国共産党50周年の買取り相場はいくらなの?
貴重な中国切手の一つである「中国共産党50周年」を売るのなら、買取り相場を知っておきましょう。
まずは、「外国切手カタログ 新中国切手2019」を相場をみてみます。
※単位は円
- 4分(2種)…未使用で2,700
- 8分(6種)…未使用で3600~4,400
- 22分(1種)…未使用で2,200
- 9種完…未使用で33,200
額面8分には「全国人民の前進」という人民が行進している絵がデザイン3連刷の切手があります。
つながっている状態なら24,000円の値段が付けられているので、バラよりも連刷での査定がおすすめです。
次にネットオークションで売るケースを調べてみると、最高値のものは254,764円で落札されていました。
ここまで値が上がった理由は「全国人民の前進」が連刷状態で、数枚まとめて出品されていたからです。
経年による傷や汚れが多少ありますが、比較的に美品状態であったことも高値の落札につながっています。
一方、最安値は、4分切手単品が160円で落札されています。
もちろんこれらの値段は目安です。
中国共産党50周年を高値で売るのなら、深い知識がある切手買取り店がおすすめです。
こういったお店は無料査定をしてくれるので提示額に満足なら売る事を検討してみましょう。
中国共産党50周年の特徴を徹底解説
中国共産党50周年は1971年7月1日に発行されました。
この切手は1921年に開かれた「中国共産党第1次全国代表大会」が、50周年を迎える記念に誕生しました。
全9種で構成されており、次の図案が採用されています。
- 4分の図柄(発行枚数1,700万枚)
「第1回代表大会建物」、「農民連動講習所」 - 8分の図柄(発行枚数2,250万枚)
「井岡山」、「遵義会議の建物」、「延安」、「全国人民の前進(3種)」 - 22分の図柄(発行枚数320万枚)
「天安門」
特に連刷の全国人民の前進は高値に期待できるので、処分する際は売却がおすすめです。
中国共産党50周年の編号は「革4」となっています。
編号が革に変わったのは1970年の現代京劇切手なので、そこから4番目に誕生したのが中国共産党50年です。
この時代は文化大革命時代に該当しており、切手の収集や輸出が禁止されていました。
そのため、日本に現存するものが少なく、プレミア品として高い価値を持っています。
9種完であればより希少性があるので高く売る事が可能でしょう。
中国共産党50周年を高値で売るコツ
どんなに価値の高い中国切手でも、使用済みのものや劣化により汚れやシワ、変色が目立つものは価値が大きく下がってしまいます。
専用ファイルなどに収納することで、汚れやシワ、丸まりを防ぐことが可能です。
また、売る際は、専門知識豊富な切手買取り店が安心です。
宅配買取りや訪問査定に対応しているところも多いので非常に便利です。