紅楼夢の買取り相場はいくらなの?
中国切手のプレミア品として有名な「紅楼夢」を売るのなら、まずは買取り相場を知っておきましょう。
紅楼夢は12種類の通常切手と小型シート2種類と種類が豊富にあるため、ここでは最も評価額が高い切手を抜粋してご紹介します。
※参考文献:外国切手カタログ 新中国切手2019
※単位は円
- 可卿(40分)…2,500
- 妙玉(80分)…880
- 12種完…7,230
- 1次(6種完)…4,480
- 2次(6種完)…2,750
- 紅楼夢小型シート(宝玉と黛玉)…28,000
次にネットオークションで売る場合をみてみると、最高値は紅楼夢小型シート5枚で87,212円でした。
逆に最安値は使用済みのバラが20円です。
もちろんこれらの値段は目安に過ぎません。
紅楼夢を高く売るのならその真価が分かる切手買取り店に鑑定してもらうのがおすすめです。
無料で査定をしてくれるので、査定額に満足なら売ることを検討してみましょう。
紅楼夢の特徴を徹底解説
紅楼夢は1981年11月20日に中国で発行された切手です。
小型シートのサイズは140mm×78mmで、中国切手の中でも大きめの切手となっています。
通常切手の編号は「T69」、小型シートの編号は「T69mm」とされ、中国切手の中でも後期に発行された切手となります。
切手の題材となっている「紅楼夢」は18世紀頃に中国で書かれた小説で、紅迷と呼ばれる熱狂的なファンを多数生み出しています。
古典小説のほとんどが迫害された文化大革命時代でも、毛沢東が直々に歴史的小説として読書を薦めた作品でもあるようです。
紅楼夢は中国で何度もドラマ・舞台化されるほどの名作で、西遊記や水滸伝などと同じ中国五大小説にもなっています。
紅楼夢の切手には小説の舞台が描かれており、ストーリー性の高い絵柄に仕上がっています。
切手の額面と発行枚数は以下の通りです。
- 黛玉(額面4分)…680万枚
- 玉釵(4分)…530万枚
- 元春の帰省(8分)…1,310万枚
- 迎春(8分)…990万枚
- 探春(8分)…1,560万枚
- 惜春(8分)…1,020万枚
- 湘雲(8分)…1,340万枚
- 李がん(10分)…460万枚
- 鳳姐(20分)…740万枚
- 巧姐(30分)…340万枚
- 可卿(40分)…300万枚
- 妙玉(80分)…400万枚
一般的に広く利用されている額面8分が最も多い発行枚数となっていました。
紅楼夢を高値で売るコツ
紅楼夢を高値で売るためには、できるだけ美品の状態で査定してもらうようにしましょう。
切手は紙で作られているため、日光に当たってしまうと色褪せや日焼けしてしまいます。
保管する際は専用ファイルに収納し、日差しがあたらない場所を選んでください。
売る際は、切手への深い知識を持っている切手買取り店が安心です。
訪問査定や宅配による査定を行っているので非常に便利です。