金魚シリーズの買取り相場はいくらなの?
12種類の金魚が絵柄になっている金魚シリーズを売るのなら、まずは買取り相場のチェックです。
金魚シリーズは12種類もあるため、ここでは評価額が高い切手を調べてみましょう。
※参考文献:外国切手カタログ 新中国切手2019
※単位は円
- リュウキン(額面8分)…11,000
- 頂天眼(額面8分)…6,600
- 三色デメキン(額面8分)…未使用で7,700
- 12種完…66,400
単体でも割と高い評価額となっていますが、12種類揃った状態の方がさらに高くなる傾向にあります。
次にネットオークションで売る場合を見てみましょう。
ネットオークションでの最高値は12種完の美品が114,000円でした。
逆に最安値は消印ありのクロデメキンが10円です。
これらの値段はもちろん目安です。
金魚シリーズを高値で売るのなら、専門知識豊富な査定員のいる切手買取り店に任せるのが一番です。
無料で査定に応じてくれるので提示額に満足なら売るこを考えてみましょう。
金魚シリーズの特徴を徹底解説
金魚シリーズは1960年6月1日に中国で発行されました。
12種類からなる金魚がデザイン化されたシリーズで、割り当てられている編号は「特38」です。
この「特」とは、1951~1966年まで発行された特殊切手のことを意味しています。
編号を付けることによって、発行された時期や種類などが分かるようになっており、現代の表現に例えるとタグやインデックスといった捉え方です。
切手についての情報を調べる時や、順番通りに並べる際役立ちます。
従って、金魚切手シリーズは特編号の時代に入ってから38番目に発行された中国切手ということになります。
額面は4分・8分と2種類あり、12種類の絵柄にそれぞれ設定されています。
※以下、単位は分
- シロハナフサ…額面4
- 黒赤デメキン…4
- 水泡金…4
- ランチュウ…4
- リュウキン…8
- クロデメキン…8
- 頂天眼…8
- オランダシシガシラ…8
- 紫オランダ…8
- ベニガシラ…8
- 三色デメキン…8
- 紅白デメキン…8
発行枚数については額面によって異なります。
4分の切手は400万枚、額面8分の切手は800万枚発行されました。
金魚シリーズを高値で売るコツ
金魚シリーズ切手は絵柄の種類や額面によって価値に差が出やすい切手です。
希少価値のある切手でも保管状態が悪ければ、マイナス査定につながってしまうでしょう。
また、金魚シリーズのようにいくつも種類がある切手は、セットで売ると高値が付きやすくなります。
シート状で保管してある方は、切手を切り離さずそのままの状態で売るようにしてください。
売る際は切手の価値が分かる切手買取り店がおすすめです。
こういったお店は訪問買取りや宅配査定に対応しているところも多いので非常に重宝します。