第1次国立公園の買取り相場はいくらなの?

第1次国国立公園シリーズは日本各地にある自然公園をテーマにした切手。
売ることを考えているのなら、まずは買取り相場のチェックです。
第1次国立公園切手には、阿寒や日光、伊勢志摩など国立公園で有名な図案がシリーズ化されていますが、中でも高額な阿蘇の価格を紹介します。(日本切手カタログより・単位は円・未使用の場合)

- 2銭(額面)バラ…150、シート…10,000
- 4銭(額面)バラ…1,300、シート…80,000
- 10銭(額面)バラ…7,500、シート…400,000
- 20銭(額面)バラ…11,000、シート…700,000
一方、ネットオークションで第1次国立公園シリーズを売る際の相場を調べたところ最高値は、霧島のシートで、 176,000円で売ることができています。
逆に最安値は消印付を中心に1円から出品されています。
もちろんこれらの値段は目安に過ぎません。
第1次国立公園を高値で売るのなら、専門知識豊富な査定員のいる切手買取り店にお任せするのが安心です。
こういったお店は無料査定をしているので、査定額に満足なら売る事を考えてみると良いでしょう。
第1次国立公園の特徴を徹底解説
第1次国立公園切手は、戦前を含む1936~1956年に発行された自然公園をテーマにした切手です。
中でも戦前の国立公園切手はプレミア価格がついており、小型シートで発行された価値の高い切手もあります。
第1次シリーズには20種類以上の切手があるため、ここで代表的な国立公園をいくつかピックアップしてみましょう。
【阿蘇】

カタログ価格や買取相場でご紹介した「阿蘇」は、阿蘇くじゅう国立公園が図案になっています。
額面は2・4・10・20銭です。
図案は阿蘇山がメインになっていますが、周辺のカルデラや草原など雄大な自然も描かれています。
阿蘇の小型シートも高額です。
【富士箱根】

第1次国立公園切手シリーズとして最初に出されたのが富士箱根です。
富士箱根国立公園は1936年に国立公園として選定されました。
図案は日本一の富士山が描かれており、額面によってカラーやデザインが異なります。
公園区域には富士山周辺の湖や高原、箱根温泉、伊豆半島、各地の関所など歴史的な観光名所が図案化されています。
額面は1銭5厘・3銭・6銭・10銭です。
【日光】

日光国立公園は日本で初めて国立公園指定を受けた場所です。
1934年に華厳の滝や男体山、中禅寺湖などの図案が採用されました。
額面は2・4・10・20銭です。
第1次国立公園を高値で売るコツ
第1次国立公園切手は、図柄やカラー、額面などによって流通量が違います。
阿蘇や富士箱根、霧島など希少性の高い切手は、より高値で売ることができるでしょう。
切手はストック帳やフィルムなどで保管しておくと、劣化しにくくシミや汚れが付着しません。
また、切手の扱い方は素手で触らずにピンセットなどを使うようにすると指紋がつかず美品を保てます。
また。シミや色褪せなどがある切手は、プレミア切手でも価格が落ちてしまうので、長期保管せずにできるだけ早く売ることをおすすめします。
第1次国立公園切手を売る場合は、取引先も重要です。
高値で売るのなら、切手への深い知識を持っている切手買取り店に一度、査定してもらいましょう。
訪問買取りや宅配査定に対応してるお店も多いので非常に便利です。
関連:第2次国立公園シリーズ