第2次国立公園の買取り相場はいくらなの?

第2次国立公園は1962~1974年まで発行を続けていたため、20以上もの種類があります。
売ることを検討しているのなら、まずは買取り相場を知っておきましょう。
種類によって売る際の価格が大きく違うので注意が必要です。
第2次国立公園をネットオークションで売るケースだと、最高値は富士箱根シリーズ全てと、日光シリーズ全てのシートを合わせたもので 20,000円で落札されています。
最安値は消印付のものを中心に1円からあります。
もちろんこれらの値段は目安に過ぎません。
第2次国立公園切手を高値で売るのなら切手への深い知識を持った査定員のいる切手買取り店に鑑定してもらうのがおすすめです。
無料査定をしてくれるので買取り額に満足なら売ることを検討してみましょう。
第2次国立公園の特徴を徹底解説
第2次国立公園切手は、1962~1974年までの12年間発行されていた切手シリーズです。
戦前を含む第1次国立切手と同様に、長期に渡り引き継がれていた人気のある切手シリーズとなっています。
参考:第1次国立公園買取り
ただ、戦後の国立公園シリーズ(第2次国立公園切手)は図柄の選定をはじめ、切手の裏のりがない切手や菊の紋章なし、額面が円表示などの変更点がなされたことから、仕上がりについては第1次とは出来栄えが劣ったという評価があります。
これは敗戦による資材不足から完成度の高い切手を完成させることが難しかったと考えられます。
それでも12年間発行し続けてきた切手シリーズには、数々の国立公園が図案として採用されています。
ここで、第2次国立公園切手の種類について見ていきましょう。
第2次国立公園 額面:5円・10円

- 富士箱根伊豆(1962.1.16)
- 日光(1962.9.1)
- 雲仙天草(1963.2.15)
- 白山(1963.3.1)
- 磐梯朝日(1963.5.25)
- 瀬戸内海(1963.8.20)
- 大雪山(1963.9.1)
- 伊勢志摩(1964.3.15)
- 大山隠峡(1965.1.20)
- 上信越高原(1965.3.15)
- 阿蘇(1965.6.15)
- 知床(1965.11.15)
第2次国立公園 額面:7円・15円

- 南アルプス(1967.7.10)
- 秩父多摩(1967.11.27)
- 十和田八幡平(1968.9.16)
- 霧島屋久(1968.11.20)
- 阿寒(1969.8.25)
- 陸中海岸(1969.11.20)
- 吉野熊野(1970.4.30)
- 西海(1971.6.26)
- 支笏洞爺(1971.12.6)
第2次国立公園 額面:10円・20円

・中部山岳(1972.8.10)
・小笠原(1973.6.26)
・西表(1974.3.15)
第2次国立公園を高値で売るコツ
第2次国立公園シリーズは、消印のないものや未使用品のものが比較的高値で買取りされています。
人気の種類によって値段が前後するので、どの図柄や額面が希少性があるのか調べてみることも大切です。
高値で売るのなら切手への造詣の深い鑑定士のいる切手買取り店に一度みてもらいましょう。
訪問買取りや宅配による査定に応じてくれる業者も多いので大変便利です。