国際文通週間シリーズの買取り相場はいくらなの?

国際文通週間シリーズ 京師(1958)

国際文通週間シリーズは、豊富な種類と美しい絵画などを用いたイラストが好評を得ている切手です

国際文通週間シリーズを売るのなら、まずは買取り相場を知っておきましょう。

国際文通週間シリーズは種類がとても多いため、いくつかピックアップして値段をご紹介していきます。(日本切手カタログより)
※単位は円

  • 1958年東海道五十三次「京師」(額面24)…未使用の場合約300
  • 1959年東海道五十三次「桑名」(額面30)…未使用の場合約2,000
  • 1970年錦絵(明治文明開化期)(額面50)…未使用の場合約150
  • 2017年しだれ桜に小鳥(額面70円)…未使用の場合約150

日本切手カタログの値段を見てみると、未使用の場合最も高い値段を付けていたのが1959に発行された桑名の切手になります。
こちらは額面30円にも関わらず、未使用品であれば2,000円の値が付いています。

後ほど詳しくご紹介していきますが、国際文通週間シリーズの中にはこのように値段が高騰している種類も存在しているのです。

国際文通週間シリーズ 浦原(1960)

ネットオークションで国際文通週間シリーズを売る場合を調べてみると、最高値は、1960に発行された蒲原の20枚シート×10で131,000円で売ることができています。
最高値は1円のものが沢山あり、ほとんどが消印付、使用済みです。
もちろんこれらの値段は目安に過ぎません。

国際文通週間シリーズを高く売るのなら、その価値が十分に分かる鑑定員のいる切手買取り店にお任せするのがおすすめです。

無料査定をしてくれるので、査定額に満足ならそのまま売る事を考えてみましょう。

国際文通週間シリーズの特徴を徹底解説

国際文通週間シリーズは、文通を行うことで世界の人々と相互理解を深め平和に貢献することを目的に、国際文通週間がスタートしました。

万国郵便連合(UPU)によって10月9日を含む1週間が国際文通週間として設定されています。
そのため、国際文通週間シリーズの切手も10月9日前後に出されています。

世界全土で国際文通週間が設置されていますが、毎年記念切手を発行しているのは日本とタイの2ヶ国のみです。
1957に一度ソ連が出した記念切手が存在しますが、日本では1958以降から毎年発行されるようになりました。

文通週間ということもあり、元々は手紙をテーマにした切手が出される予定で、しかも毎年ではなくソ連と同様に単発での発行だったようです。
しかし、採用された東海道五十三次の京師が人気を博したため毎年出されるようになりました。

国際文通週間シリーズ 桑名(1959)

国際文通週間シリーズでは他の切手と異なる点が存在しています。
一つは、英文が記載されているという点です。
国際郵便ということもあって、切手には「International Letter Writing Week」という英文が入っています。

もう一つの違いは、年号です。

通常だと元号法が制定された1979以降の切手には、西暦と元号の両方が記載されているのですが、国際文通週間シリーズは西暦のみが記載されています。

これも、国際郵便ということで日本のみで通じる元号はあえて加えず、世界共通で認識されている西暦が使われていると考えられます。

シートの場合、余白部分に発行年月日が記載されていますが、こちらは元号で表記されていますが、切手自体には西暦のみとなっているので、国際文通週間シリーズの大きな特徴と言えるでしょう。

国際文通週間シリーズ 箱根(1961)

最も高額になっているのが、1958~1962に発行された東海道五十三次シリーズです。

歌川広重が描いた東海道五十三次の図柄を切手にしたことで、世界中に日本画の美しさを伝えるきっかけにもなりました。

以降、日本の良さが世界に広まるようにということで、錦絵や大和絵、歌舞伎役者、日本人形といった日本独特の美術が採用されるようになります。

東海道五十三次シリーズの中でも1959に出された桑名や1960に出された蒲原は特に高値が付きやすい種類です。

まず桑名についてですが、桑名が発行された1959年の9月26日に明治以後最大の台風被害と言われた伊勢湾台風が日本を襲いました。
当然、三重県桑名市も大きな被害を受けています。

通常であればご当地である桑名で、発売日の消印付きが手に入ると考え、多くの郵便物が届けられていましたが、桑名郵便局では床上浸水の被害に遭ってしまいました。

郵便局員の努力もあっていくつか発行することはできたものの、届けられなかったものも存在するため希少性が高まり、現在の高値につながっています。

1960の蒲原は、発行枚数がそもそも500万枚と他の年に比べて少ないため高値が付いています。
出されてから60年以上経過していて現存枚数が減っていること、さらに上記で紹介した理由から2種類はより高値が付きやすくなっているのです。

ただ、他のシリーズでも発行枚数が1000万枚になっているものもあれば、300万枚しか見られないものもあります。

発行枚数によっては東海道五十三次以外のシリーズでも高く売る可能性は十分に考えられます。

国際文通週間シリーズを高値で売るコツ

消印が付いていない未使用品で保存状態の良いものは当然、高値になります。
また、上記でも紹介しているように人気の種類や発行枚数によって値段が上下します。

国際文通週間シリーズは多くの種類がありますから、高値で売るには買い手に切手に対する知識がある事が必須です。

その点、切手への専門知識を持った査定員のいる切手買取り店なら安心です。
訪問買取りや宅配による査定をしている所も多いので利便性の高さも魅力です。