見返り美人の買取り相場はいくらなの?

菱川師宣の代表作が描かれた「見返り美人」は、昭和23年に発行されました。
見返り美人を売ることを考えているのなら、まずは買取り相場を調べておきましょう。

見返り美人を日本切手カタログ〈2019〉で調べてみると、額面は5円なのですが、未使用品だと15,000円の価値があると評価されています。

最も高値で売る事ができているのは見返り美人単品は目打ち右抜け・左抜けのシートで20,500円です。
最安値は1996年に復刻された見返り美人の使用済みで40円で落札されています。
もちろんこれらの数字は目安に過ぎません。

見返り美人を高値で売るのなら、その価値が分かる切手買取り専門店に鑑定してもらうのが一番です。

こういった専門店は無料で査定してくれるので、提示額に満足なら売る事を検討してみましょう。

見返り美人の特徴を徹底解説

見返り美人は、昭和23年11月29日に150万枚発行されています。
発行当時はプレミア切手と言われ注目されていたました。

「切手趣味週間シリーズ」の第二弾と題して、縦67mm・横30mmのやや大きめのサイズで日本郵便より発行されました。
ハガキや手紙などに貼るにはあまりに大きなサイズで実用的ではないとされていますが、当時は目立つ・珍しいなどの理由で、剥がされてしまう程人気を集めていたと言われています。

見返り美人の図案は、浮世絵師の菱川師宣氏が描いたもので、肉筆画の中で最も世に知れ渡った作品です。
一人立ち美人では珍しい作例ではありますが、歩み途中で足を止めて振り返る女性の姿は「菱川様の吾妻俤」と謳われたことでも有名です。
日本美術関連書籍や雑誌の表紙に飾られることもあり、海外からも注目されています。

中でも結髪と言い、髪の毛を下げた先端を丸めて結ばれた玉結びや、前髪を持ちあげ頭の上で結ぶ形の吹前髪は、江戸時代の髪型で最も流行していたと言われています。

さらに桜と菊で円を描く「花の丸」や、吉弥結びで結ばれた着物帯も全て当時の流行で固められています。
江戸時代初期で一番最初に浮世絵師となった菱川師宣の「見返り美人」は現在、東京国立博物館の所蔵作品です。

常時展示されているわけではなく数年に1度といった頻度でしか展示されていない作品となっています。

見返り美人を高値で売るコツ

見返り美人は大きいため、一般的には1シートに10~20枚程度納められているところ、5枚並べられた状態になっているのが特徴です。
保存状態は色褪せがない、日焼けしていない、裏面の糊が取れていない、シワや汚れ、折れなどがないかが問われます。
新品と同じような状態であれば、高額買取りが期待できるでしょう。

見返り美人は現在でも人気があるので、高額な値段で売ることができるチャンスです。
高く売るのなら、やはり深い知識を持った切手買取り専門店に鑑定してもらうのが良いでしょう。

専門店は宅配買取りや訪問での査定にも応じてくれるので大変重宝します。