琉球切手の買取り相場はいくらなの?

守礼門復元記念

アメリカ軍による統治下で発行された琉球切手は、非常に種類が豊富にあるため所有されている方も多いのではないでしょうか?
売るのなら、まずは買取り相場のチェックです。

まずは「日本切手カタログ」で琉球切手の評価額を見ていきましょう。
種類が多いため高額なものをいくつかピックアップしてご紹介します。
※単位は円

【記念・特殊切手】

  • 琉球大学開校(3円)…バラ11,000、シート:600,000
  • 植林(3円)…バラ10,000、シート800,000
  • 琉球政府創立(3円)…バラ22,000、シート2,500,000
  • ペルリ来琉(3円)…バラ3,200、シート170,000
  • ペルリ来琉(6円)…バラ500、シート30,000
  • 新聞週間(1953年10月1日発行:4円)…バラ2,500、シート150,000
  • 新聞週間(1954年10月1日発行:4円)…バラ2,700、シート150,000
  • 甘藷伝来350年(4円)…バラ2,200、シート120,000
  • 愛林週間(4円)…バラ2,100、シート110,000
  • 自動式電話開通(4円)…バラ2,200、シート180,000

【年賀切手】

  • 1957年用(2円)…バラ600、シート30,000
  • 1961年用(1.5¢)…バラ500、シート25,000
  • 1962年用(1.5¢)…バラ800、シート40,000

【普通切手】

  • 第1次普通初版(5銭)…バラ1,500
    (10銭)…バラ800
    (20銭)…バラ800
    (30銭)…バラ1,000
    (40銭)…バラ6,500
    (50銭)…バラ800
    (1円)…バラ80,000
  • 第1次普通再版(5銭・10銭・20銭・30銭・40銭・50銭・1円)…バラ900
  • 第2次普通(50銭)…バラ50
    (1円)…バラ700
    (2円)…3,000
    (3円)…バラ5,500
    (4円)…バラ1,500
    (5円)…バラ2,200
琉球政府創立

琉球切手にはたくさんの種類があり、この他にもまだ種類が存在します。

また、ネットオークションで売るケースを調べてみると、最高値は琉3044シートまとめ売りで 250,333円で売ることができています。
逆に最安値は12枚まとめたもので1円でした。

高く売るのなら専門知識をしっかりと持っている切手買取り店にみてもらうのがおすすめです。

参考:琉球切手を買取りしてくれるお店一覧

こういったお店は無料で査定してくれるので査定額に満足なら売る事を本格的に考えてみましょう。

琉球切手の特徴を徹底解説

琉球切手は、アメリカ軍統治下である沖縄で発行された切手です。
1945年のアメリカ軍占領の年から1972年5月14日(本土復帰前日)までに発行されたもので1978年7月1日からは「琉球郵便」という文字が印字されています。

琉球切手は、狭義には1953年~1972年までの琉球政府の郵便局により発行された切手を指します。

1972年6月3日限りで発行停止となりましたが、それまでの期間で約259種類発行されました。
内訳については普通・記念切手が228種類、航空切手が30種類、速達切手が1種類といった内容です。

中でも希少価値の高い1971~1973年に発行されたものは「本土復帰したら発行されなくなる」という業者の煽りで多くの購入者が殺到したそうです。
したがって、この時期に発行されたものはあまり郵便として使用されていないことが分かっています。

琉球切手の一部はアメリカの統治下であったことを示す「ドル」や「セント」で印字されているものがあります。
数百種類もある琉球切手の中で特に価値のあるものについてご紹介しましょう。

・植林

琉球松を図柄にした植林切手は、琉球国王を意味する政治家蔡温の文字が刷られています。
琉球松は高さ20m以上もある大きな松の木で、南西諸島に生息している固有種です。

中でも久米島に生息する5枝の松は樹齢250年で、天然記念物に指定されています。

「蔡温」は琉球王国に多大な貢献を試みた人物で「蔡温切手」と呼ばれることもあります。
彼は国師という高い役職に就任しており、47歳の時に琉球王国の最高責任者に就任しました。

役人や農民たちの道徳を取り纏めた御教条を公布し、教科書のように扱われた人物でもありました。
それから農業のあり方や仕組み、経営方針をまとめた農務帳を記したことも有名です。

・改訂加刷(額面100円)

琉球切手で最も価値があると言われており、10万円前後で売ることが可能なケースも珍しくありません。
改訂加刷は1950年に「第2次普通切手」が首里城正殿に改訂加刷された切手で、元の額面の上から「100圓」と印字されているのが特徴です。

発行部数は暫定で1952年4月~1953年3月までの間で8,000枚とされています。
地元の印刷所で急遽刷られたため、文字のポイントや欠けなどが見られるものもあり、不揃いであるにも関わらず高く評価されています。

現在、未使用品は2,000枚ほどしかないと言われており、さらに価値が高くなっているようです。

琉球切手を高値で売るコツ

琉球切手は10円単位の買取価格が付けられるものから、数十万円単位と非常に幅広い価格で評価されます。
そのため高値で売るにはいくつかポイントを抑えておく必要があります。

例えば通常であればマイナス査定になってしまう印刷ミスなどによるエラー切手は、価値が上がります。

また、舞踊シリーズや動植物シリーズなどのような数種類の切手がシリーズ化して発行されているものは、各額面や図柄を揃えて査定してもらうことでより高く売ることが可能になるでしょう。

買い手選びも高く売る重要なコツの1つです。
価値が分からない者に売ると思わぬ安値で買い叩かれてしまう可能性もあります。

その点、切手買取専門店なら専門的な知識を持った鑑定士がいるので安心です。

参考:琉球切手を買取りしてくれるお店一覧

宅配買取りや訪問による査定に対応している所も多いのでその利便性の高さも大きな魅力です。